過去３回の研究会では，テクノロジーに対する先生方の熱心な質疑や討論で大変有意義な会でありました．さて，第４回の研究会を下記の通りに実施することになりました．今回の研究会は，東海大学の渡邉先生にグラフ電卓を活用した応用問題の模擬授業と微積分の教材を紹介していただくことになりました．この研究会は，地域における定期的な活動として，テクノロジーを活用した授業を実践されている先生方とこれから実践を検討されている先生方との交流により，お互いの授業を高めあうことを目的としています．肩ひじの張らない，そして参加者でつくる会にしていきたい考えていますので，どうか，お気軽に参加されることをお願いいたします．

参加申し込み用紙

日時	１１月２７日（土）
場所	金沢工業大学・24号館401-1教室 （工学基礎実技センター） 〒921-8501 石川郡野々市町扇が丘7-1 （電話：072-248-1100）
内容	１：午前10：00〜10：20 ■ウォーミングアップ（グラフ電卓の基本操作） グラフ電卓の基本操作のイロハを簡単に教えます．初心者の人も大歓迎です ２：午前10：20〜12：00 ■模擬授業１:渡辺信（東海大学 「数学は自らが考えること〜道具の役割は何か〜」 　現実問題を取り扱った応用問題を解く際に，グラフ電卓を問題解決の道具として如何に活用できるか．代数計算，グラフ，数値データを関連させながら，生徒が自らが考えながら楽しく問題解決する授業を行います．この授業には金沢高専の学生（２年生：約５名）が特別参加します． ３：午後13：00〜14：00 ■教材紹介:渡辺信（東海大学 　関数の微分の概念を明確につかむために，自分の目で見ることから始まる技術の出現は，教育を大きく変える可能性を秘めています．微分の公式，数学的な方法では目で見ることからは作り出せません．この解決としての「グラフ電卓むしめがね」の活用方法を微分積分を題材に紹介します． ４：午後14：15〜15：30 ■模擬授業２:佐伯昭彦（金沢高専） 　　「斜面上におけるボールの運動」 斜面におけるボールの距離と時間との関係を，データ収集機と距離センサーでデータ収集し，二次関数で解析します． 　 【渡邉信先生のプロフィール】 渡邉助教授は，数学教育におけるテクノロジー活用の研究をされており，この研究においては，日本の第一人者であります．特に，手のひらサイズのテクノロジー（グラフ電卓やデータ収集機）に関して，渡邉助教授は日本で最初に研究実践され，しかも，これらのテクノロジーの生みの親であるオハイオ州立大学のBert K. Waits 教授とFranklin Demana 教授との研究交流が深く，世界的にも著名な研究者であります．
参加費	無料
定員	２０名〜２５名
申し込み方法	参加申し込み用紙をプリントして必要事項を記入の上、FAXでお申し込みください。
申し込み締切	4月17日

1. JR金沢駅前バスターミナル８番乗り場より 　工大前行（路線番号３２）乗車，工大前下車（平時約４０分）．
2. 金沢市内武蔵ヶ辻より 　久安経由野々市車庫行（路線番号３４）乗車，工大前下車（平時約３０分）．
3. 金沢市内武蔵ヶ辻より 　久安経由高尾行（路線番号３４）乗車，西三馬下車（平時約３０分），徒歩２分．
4. 金沢市内兼六園下より 　片町経由四十万行（路線番号３３）乗車，工大前下車（平時約３０分），徒歩２分．